科目別 勉強法インデックス|この単元は、どこで効くのか
現代文の過去問、古文の解釈、数学の応用問題。目の前の単元をどう勉強すればいいのか知りたい。でも同時に、心のどこかで「この勉強、何の意味があるんだろう」とも思っている。そんな人のためのページです。
ここは「ふたがみ教育研究室」の科目別勉強法のインデックスです。
各科目・各単元の記事への入口であると同時に、このカテゴリ全体が何を目指しているかを最初に説明しておきたいと思います。大学入試の指導を10年やってきた僕が、このカテゴリで一番大事にしていることだからです。
「科目別 勉強法」を"点"で終わらせない、という思想
科目別の勉強法を解説するサイトは、世の中に山ほどあります。単元の攻略法、参考書のルート、暗記のコツ。それ自体は僕も書きますし、役に立つと思います。
ただ、僕がこのカテゴリでやりたいのは、その一歩先です。単元の勉強法とセットで、「この単元で身につく力は、将来どこで効くのか」まで言語化すること。
理由はシンプルで、10年間高校生を見てきて、勉強が続く子と続かない子の差は、才能よりも「意味を持てているかどうか」にあると感じてきたからです。
「二次関数なんて将来使わない」と言いながら二次関数を解き続けるのはしんどいですよね。逆に、目の前の単元が自分の将来のどこかに繋がっている実感がある子は、驚くほど粘り強くなります。
「なんでこの科目やるんですか」という質問には、指導の現場で数えきれないほど出会ってきました。そのとき「入試に出るから」としか返せないなら、僕は大人の側の負けだと思っています。
入試が終わった瞬間に意味が消える勉強は、あまりにもったいないです。単元で身につけた力を、入試の先、つまり大学での学び、面接、仕事まで持っていけるように意味づけし直すこと。それがこのカテゴリの役割です。
たとえば現代文の読解力。あれは「筆者の意図を、書かれた言葉から正確に掴む力」で、大学の面接で面接官の質問の意図を掴む力とほとんど同じものです。
これは僕が総合型選抜の指導を専門にしてきた中で何度も目の当たりにしてきた接続で、読解が強い子は面接でも質問の芯を外しません。この話は別の記事で丸ごと一本かけて書いています。
だからこのカテゴリの各記事は、単元の攻略で終わりません。記事の末尾には必ず「この勉強は、将来どこに繋がるか」というブロックを置いて、その先まで案内します。
単元の勉強を"点"ではなく、将来まで伸びる"線"として扱います。それがこのカテゴリの設計思想です。
科目別の入口
現時点での公開状況を正直に書いておきます。ここは完成品の棚ではなく、これから増えていく研究室の本棚だと思ってください。
国語
最初に公開したのは、過去問分析の記事です。
早稲田に合格した生徒が実際に書いた分析ノートを引用しながら、「間違いの原因を知識・読解・判断に分類して言語化する」という分析の型を解説しています。「解いて丸付けして解説を読んで終わり」の復習から抜け出したい人向けですね。
国語に限らず、過去問を使うすべての科目に応用できる内容なので、どの科目の受験生にもまずこれを読んでほしいです。
そして国語で身につく読解力が将来どこで効くのかは、こちらで書きました。
数学・理科・社会
準備中です。正直に書いておきます。まだ記事がありません。
ただ、書く予定の方向性は決まっています。数学なら「答えを写す復習」と「解法の必然性を言語化する復習」の違いです。理科・社会なら、暗記科目と呼ばれがちな科目を「因果でつなぐ」勉強法ですね。
いずれも国語の過去問分析の記事と同じ思想、つまり原因の分類と言語化で書くつもりです。公開したらこのページに追加していきます。
英語
英語だけは、このカテゴリではなく専用カテゴリに集約しています。
理由は、僕のサイトでは英語を「受験科目のひとつ」としてではなく、「受験英語と使える英語を分断しないひとつの技能」として扱っているからです。
英単語の覚え方から、なぜ日本人は英語を話せないのかというTESOL(英語教授法)の話まで、英語カテゴリにまとめてあります。英語の勉強法を探しに来た人は、そちらを見てみてください。
単元の前に「勉強のやり方」でつまずいている人へ
科目別の各論に入る前に、そもそも「机に向かうまでが長い」「何をどう計画すればいいかわからない」という段階でつまずいている人も多いと思います。
それは科目の問題ではなく、勉強の設計の問題です。この2本を先に読んでみてください。
- やる気は"出す"もの|0.1歩の習慣化:始められない人のための、始め方の技術
- 脆弱性ベースで自分の勉強をデザインする:自分の弱さを前提に、勉強を自分で設計する方法
単元の攻略法は、机に向かえてはじめて機能します。順番としてはこちらが先ですね。
まとめ
- このカテゴリは、科目別の勉強法を「単元の攻略」と「将来どこで効くか」のセットで扱う
- 国語は公開中。過去問分析のやり方は全科目の受験生に読んでほしい
- 数学・理科・社会は準備中。公開次第このページに追加する
- 英語は専用カテゴリに集約している
- 勉強のやり方そのものに悩んでいる人は、習慣化と勉強の自己デザインから
この勉強は、将来どこに繋がるか
各科目の単元で身につく力は、入試で終わりません。読解は人の意図を掴む力に、分析は自分の頭を客観視する力になって、10年後のきみのどこかで必ず効いてきます。その"つなぎめ"を言語化するのが、このサイトの背骨です。