過保護が子どもの自立を妨げる|親の役割は「信じて任せること」
こんにちは、ふたがみです。
今日はちょっと尖った内容です。子どもの勉強への関わり方に悩む保護者の方に向けて書きます。
これまで10年、たくさんの生徒と保護者の方に関わってきた中で、ある法則が見えてきました。それは、親がなんでもやってあげると、子どもは伸びない、ということです。
テストの管理までする親|その心配は逆効果になる
驚くべきことに、各教科のテスト日程、範囲、平均点まで事細かに把握している保護者の方がいらっしゃいました。家では、こんな感じです。
「あんた来週からテストでしょ!?英語やりなさいよ!」
「今回の数学は難しいのよね!?ちゃんと勉強しなさい!」
「前回低かったんだから、今日中に世界史やっちゃいなさい!」
ガミガミ、ガミガミ。残念ながら、これらは全部逆効果だと思っています。
仮に言われてやったとしても、それは「言われたから」やったにすぎません。大事なのは「必要だと思ったから」やる、という自主性のほうです。
でも、わかります。心配だからこそ、我が子の将来を案じるからこそ、つい言ってしまうんですよね。それでも、大人の役割は「信じて任せること」ではないかなと思っています。
自分が学生だったときを思い出してみてください。「やりなさい!」と言われて、「はい!やりたい!!」となったでしょうか。ほとんどの子は、なりませんよね。
会社で上司から「これさっさとやれよ!なにサボってんだ!」とどやされて、「はーい!やりまーす♪」とウキウキで動く人がいないのと同じことです。
子どもの目線に立つ|「なんでできないのか」に寄り添う
とにかく大事なのは、子どもがどう考えて、なにを思っているのか、相手の立場で考えることです。
勉強が思うようにできていないから「やりなさい!」。それでやるなら機械と同じですよね。なんでできないのか、その気持ちや状況に寄り添ってあげられたら、きっとモチベーションは変わります。
例えば、勉強に手がつかない理由が、友だちとの喧嘩だったなら。
「そのことが気になっちゃってたんだね。不安だよね。今、話してくれて少しスッキリしたかな?よし、じゃあ切り替えて頑張ってみようか。今日はこの後どこまでやる?」
そんなふうに、行動しやすく促してあげられたらいいなと思います。心が多感な時期ほど、「今」「ココ」に集中できるようなサポートが必要だと思っています。
家族だけで抱えない|「第三者の伴走者」という選択肢
家でもこんなふうにサポートできたら理想ですが、なかなかそうもいかないのが常です。家族というのは距離が近すぎて、時にうまくいかない場面があります。親だからこそ言えないこと、親にだからこそ反発してしまうことは、どの家庭にもありますよね。
だから、子どもと保護者を円滑につなぐ「第三者の伴走者」がいると、ぐっと楽になります。学校の先生でも、部活のコーチでも、塾の先生でも、親戚のお兄さんお姉さんでもいいと思います。
子どもが本音を出せて、少し先を歩いてきた大人。そういう存在がひとりいるだけで、家庭の空気は変わります。
とはいえ、最終的には第三者なんていなくても、子どもたちが自立して学べるようになるのがベストです。大人の仕事は、管理することではなく、いつか手を離すための準備をすることなのだと思っています。
まとめ
- 親がなんでもやってあげると、子どもは伸びない。テストの管理・「やりなさい!」は逆効果
- 「言われたからやる」ではなく「必要だと思ったからやる」自主性を育てる
- 大人の役割は「信じて任せること」
- できない理由に寄り添い、「今」「ココ」に集中できるよう促す
- 家族だけで抱えず、「第三者の伴走者」を頼るのもひとつの手
なんのために勉強するのか。子ども自身がそれを言葉にできると、親が管理しなくても自分で走り出します。そのヒントは今の勉強が将来のどこに繋がるかにまとめています。
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