英語が話せること自体には何の意味もないけど、英語が話せる人生はいい
こんにちは、ふたがみです。
今日は勉強法の話ではなく、少しだけ昔話をさせてください。「英語が話せるようになりたい」と思ったことがある人には、どこか重なる話かもしれません。
小学生の時、クリスマスプレゼントと一緒に「サンタからの色紙」をもらいました。今思うと、母の粋な計らいだったのだと思います。
その頃から「英語ってなんだかかっこいい」と思うようになって、いつしか英語を話すことが夢のひとつになりました。
とはいえ現実は残酷で、中1の1学期の中間テストは70点、通知表は3でした。今でも鮮明に覚えているくらいだから、相当悔しかったんだろうなと思います(笑)。
当時はまだ小学校の英語教育が始まっていなかったとはいえ、最初のテストなんてアルファベットの大文字と小文字、クラスルームイングリッシュの暗記、be動詞の簡単な文くらいのものです。その悔しさもあって、そこからは一生懸命勉強しました。
『ジェイン・エア』と、バンクーバーのスタバ
大学では英文学を専攻しました。本を読むのが好きだったのもあり、研究対象はイギリス文学に決めました。
当時読んだ中で最も面白かったのが、シャーロット・ブロンテの『ジェイン・エア』です。卒論でもこの作品を研究したくらい読み込みました。結構長いけど読みやすいので、興味がある人にはおすすめしたいです。
そこから就職、留学、転職を経て、今に至ります。留学の経験は自分にとって大きかったです。と同時に、留学しなくても英語は話せるようになる、とも思っています(笑)。
このあたりの理屈は「留学は必要か」という記事に書いたので、ここでは思い出話をひとつだけ。
留学先のバンクーバーのスターバックスで、「〜ください」を英語でなんて言えばいいのかわからなくて、「コーヒー!!!ビッグワン!!!!イエア!!!プリーズ!!!!」とノリで注文したのがいい思い出です。ちなみに正解は Can I have 〜? ですね。
夢にまで見た「英語を話す自分」の初日は、だいたいこんなものでした。
それでもトライアンドエラーを繰り返しながら、自分なりの勉強法を見つけていきました。無印良品で買ったポケットサイズの日記帳に3ヶ月間、英語で日記をつけました。英語字幕で同じ映画を何度も観ました(『ズートピア』は5回くらい観たかな笑)。Meetupでパブに行って、外国人とお酒を飲みながら度胸をつけました。
「完璧な英語じゃなくてもいいんだ!」と気づけてからは、上達が早かったと思います。そうやって英語は普通に話せるようになりました(体系立てた勉強法は英語の勉強法まとめに書いています)。今でも、留学中と変わらずスラスラ話せる状態は維持できています。と思います。
でも、そこに意味はない
でも、そこに意味はないんですよねー。旅行では使えるけど(笑)。
英語が話せること自体には、何の意味もありません。せっかく身につけたスキルも、「どう人のために使えるか」を考えて「行動」しないと、もったいないと思っています。
これまで指導してきた中で、「英語を話せるようになりたい!」と話してくれる生徒が何人もいました。かつての自分と重なる分、心から応援したいと思います。と同時に、「英語を話せるようになって、何がしたいの?」と問いかけて、その目的を一緒に考えていきたいとも思っています。
動機は単純でいいです。僕もはじめは「なんとなく、かっこいいから」でした。
サンタからの色紙一枚が、通知表3の悔しさになり、『ジェイン・エア』の卒論になり、バンクーバーの叫び声になり、今の仕事になりました。英語が話せること自体には何の意味もないけど、英語が話せる人生は、いいものです。
今回は英語の話をしましたが、高校、大学、専門、会社。どこに進むにしろ、何をするにしろ、大人になるにつれて人はいろいろな能力を身につけていきます。
それを「どう使うか」「何に使うか」「誰のために使うか」。目的を考えるクセをつけると、勉強のモチベーションにも繋がるんじゃないかなと思っています。
▶ こんな回り道だらけの経歴の続きは、プロフィールに書いています。

